自民党が中心に出してきた決議「イラクにおける平和の実現を願う決議」 大量破壊兵器の脅威を除去することは、国際社会の平和にかかわる重要な課題である。国連決議に基づき、1991年より、イラクの大量破壊兵器等に関する査察が実施されてきた。しかし、イラク側の協力が得られぬまま、12年間経過し、有志国によるイラクへの軍事行動に至ったことは、極めて遺憾な事態である。イラク問題の平和的な解決を求めてきた世田谷区議会としては、武力行使が早期に終了するとともに、イラク国民が一日も早く平和で安定した生活を回復することを心から願うものである。ここに、イラク及び有志国双方に対し、直ちに平和的解決に向けあらゆる手段をとり、一刻も早く戦争状態を終結し、イラクに平和が回復されることを願うとともに、国にあっては、復興支援に万全を期するよう求めるものである。以上、決議する。 |